JAカードは、多彩な特典を備えたクレジットカードです。
初年度年会費が無料(ゴールドカードを除く)で利用でき、利用条件により次年度以降の年会費も無料になります。
JA直売所・ファーマーズマーケットでの買物が5%引き、JA-SS・ホクレンSSでの給油が2円/ℓ割引、その他のJA施設での買物で2%ポイントアップになるなど日常使いに大変便利なクレジットカードです。
そんなJAカードの年会費無料の条件や、メリット・デメリット、ポイントの交換方法についてご紹介します。
JAカードの年会費無料の条件
JAカードの年会費無料の条件について、ご紹介します。
JAカードの特徴
➀初年度年会費無料
JAカードの申し込み資格は、18歳以上で安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く)で、未成年の場合は親権者の同意が必要です。
家族カードは、本人会員の配偶者、親、子供(高校生を除く18歳以上)の方が申し込むことができます。(※本人会員が学生の場合、家族カードの発行はできません)
本人会員 1,375円(税込)、家族会員1名につき 440円(税込)(3名まで)
➁JA直売所での買物で5%OFF
➂JA-SS・ホクレンSSでの給油で2円/ℓ割引
➃ポイントサービス
・JA施設での買物で2%ポイントアップ
・JAカードわいわいプレゼント/基本 1,000円で1P、200Pより交換可
<優遇制度>
年間100万円以上利用の場合、翌年度獲得ポイント1.5倍
年間50万円以上100万円未満の場合、翌年度獲得ポイント1.2倍
ポイント有効期限:2年間(年度単位)
➄付帯サービス
・海外旅行傷害保険サービス/傷害による死亡・後遺障害 最高2,000万円
・海外アシスタンスサービス(「ハローデスク」)
・ツアーデスク
・割引&サービス情報(優待ガイド)
・ショッピングパートナー保険サービス/年間限度額100万円(カードで購入した商品の破損・盗難時の損害を補償)リボ・分割払いでのご利用分のみ適用されます。
➅ロードサービス
年会費に450円を追加することで利用可能なサービスです。
使えば使うほどポイントがたまるJAカードでは、「JAカードわいわいポイントプログラム」にて、ポイントから素敵な商品等へ交換ができます。JAカードに入会すると特典もいっぱい!
(出典:JAカード公式サイト)
他にも様々なラインナップがありますので、詳しくはJAカード公式サイトでご確認ください。
年会費無料の条件
JAカードの年会費は、本会員は初年度無料、次年度以降は1,375円(税込)です。
家族会員は1名につき440円(税込)で、初年度は無料。次年度以降の年会費は、一定の条件を満たすことで無料にすることができます。
■年会費無料化条件
JAカードの年会費は、以下の条件を満たすことで無料にすることができます。
・年間カード利用額が12万円以上
年間のカード利用額が12万円以上の場合、翌年の年会費が無料となります。
・提携電力会社の電気料金をカード払いする
年会費無料条件になる電力会社は北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力です。
これらの電力会社の利用料金をカード払いすると年会費が無料になります。
・提携携帯電話料金をカード払いする
NTTドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイルなど携帯利用料金をカード払いにすると、年会費が無料になります。
携帯電話利用料金を初めてカード払いにした時、三菱UFJニコスギフトカード1,000円分をプレゼント!
以上の3つの条件のうちの1つを満たすだけで本会員と家族会員両方の年会費が無料になります。
JAカードのメリットやデメリット
(出典:JAカード公式サイト)
JAカードのメリットやデメリットについて、ご紹介します。
メリット
・JA直売所やJA-SSなどでの割引
JA直売所・ファーマーズマーケットでJAカードを利用すると、対象店舗で5%引きになります。また、JA-SS・ホクレンSSでは、2円/リットルの割引が受けられます。
・ポイント還元
1,000円の利用ごとに1ポイントが付与されます。
また、直売所・給油所を除くJAグループ店舗で、通常ポイントに加えて2%のポイント還元があります。
・提携施設での優待
全国各地のJAが提携している施設で、様々な割引や優待が受けられます。
・初年度年会費無料
初年度の年会費は無料です。次年度以降も利用状況によって年会費が無料になります。
・旅行保険が付帯している
海外旅行傷害保険(最高2,000万円)が付帯しています。
・ショッピングパートナー保険
カードで購入した商品の破損・盗難などを補償する保険が付帯しています。
デメリット
・ポイント還元率が低い
JAカードのポイント還元率は通常0.5%と、他のクレジットカードと比較して低めです。
オンラインショップでも還元率が上昇しない場合があります。
・特典の偏り
JAカードの特典は、JA-SSでのガソリン割引やJA直売所での割引など、JAグループ関連に集中しているため不便を感じる場合があるかもしれません。
・JAバンク口座必須
JAバンクの口座がないと申し込みができないので、注意が必要です。
・年会費
初年度は無料ですが、2年目以降は年会費が発生します(条件を満たせば無料)
JAカードのポイント交換の方法
JAカードのポイント交換は、様々な方法があります。商品交換、キャッシュバック、提携ポイントへの移行などが可能です。具体的な利用方法は、JAカードの種類や加入しているポイントプログラムによって異なります。
■JAカードポイントの交換の方法
・商品交換
JA各支店にて交換カタログに掲載されているポイント残高相当の商品と交換できます。
・キャッシュバック
ポイントを現金に換えて、JAカードの利用代金から差し引くことができます。三菱UFJニコスが提供する「JAカードわいわいプレゼント」では、1ポイント4円として換算され、次回の請求時に差し引かれます。
・提携ポイントへの移行
JAカードのポイントを、PontaポイントやJAL・ANAマイルなど、他のポイントに移行することも可能です。
・JAグループ店舗での利用
Aコープや憩の農園での買い物、JA-SSでの給油・油外商品の買い物の際に、値引きとして利用できます。JAグループの対象店舗(Aコープ、直売所など)では、ポイントを1ポイント1円として利用できます。
■具体的な利用方法
JAカードのポイントプログラムやカードの種類によって、利用できる方法や交換レートが異なるため、三菱UFJニコスのWeb会員サービス「Net Branch」や、JAバンクで詳細を確認することをお勧めします。
■ポイント確認・応募方法
三菱UFJニコスのWebサイトや電話でポイント残高の確認や商品への応募ができます。
JAカードのポイントは、使うほどにお得になる特典があります。JAバンクでは、JAグループの対象店舗での利用でポイント還元率がアップするキャンペーンなども実施しています。
まとめ
JAカードは初年度年会費無料で、翌年度以降も年会費を無料にする条件が達成しやすいのが特徴です。また、JA直売所やSSなどで割引サービスがある便利なクレジットカードです。
JAグループをよく利用する方にとってはメリットが多いカードと言えるでしょう。
一方で、ポイントを重視する方やJAバンクに口座をお持ちでない方には、不便に感じる可能性もありますので、自身の利用状況やニーズに合わせてカード選択をすることをお勧めします。
ということで、JAカードの年会費無料の条件や、メリット・デメリット、ポイントの交換方法についてご紹介しました。