「マネーフォワードビジネスカード」は、個人事業主、新設法人、中小企業のすべての方の支払いを簡単にするためのビジネスカードです。
通常のカード決済ではポイント元率が1%ですが、マネーフォワードサービスを利用すると3%の還元を受けることができます。
リアルタイムで決済データや証憑がマネーフォワードクラウドに連携されることで、経理処理の負担が軽減され、インボイス制度や電子帳簿への保存も可能です。
また、プリペイド機能と併用することで、利用上限なく決済を行うことができます。
そんなマネーフォワードビジネスカードの評判やメリット・デメリット、審査が通らない理由、さらに特典の内容についてご紹介します。
マネーフォワードビジネスカードの評判!メリットやデメリットも
マネーフォワードビジネスカードの評判や、メリット・デメリットについてご紹介します。
マネーフォワードビジネスカードの基本情報
国際ブランド :Visa(Visaタッチ決済対応)
入会資格 :法人の代表者または個人事業主
申込み方法 :Web申し込み
審査・発行期間:即日発行
年会費 :1,100円(初年度無料) ※年1回以上利用で翌年度無料
ポイント還元率:1.0%~3.0%
入会特典 :最大5,000円相当
付帯保険 :なし
3Dセキュア認証:3Dセキュア2.0に対応
マネーフォワードビジネスカードは、幅広い事業規模に対応し、利用しやすいビジネスカードです。
評判
マネーフォワードビジネスカードの評判について、調べてみました。
価格.comのレビューよりご紹介します。
■良いところ
◯ポイント還元率
通常の1%還元に加えて月間利用のボーナスで追加ポイントがもらえる、最大で1.5%還元になる
◯必要な機能性
インボイス対応の証憑登録や明細メモ機能、カード利用者の設定など会社で利用する機能は概ね付いてるので経理からは高評価
◯キャンペーン関係
税金決済などでキャンペーンをしているので他のカードよりポイント還元率が良くなる
◯何よりもシンプル
マイページのデザインなどシンプルでわかりやすく無駄がないイメージがある■作る前に確認しておきたいところ
◯与信枠
少し与信審査?までがややこしい部分があるかなと感じる、他に与信設定方法があれば教えてほしい総じて悪いところがあまり見当たらないカードだと思う、なにより会社のカードとしては還元率も良く使いやすいし、キャンペーンなどのポイント還元もあるので良いかと思います。
続いて、ITreviewの口コミをご紹介しましょう。
一般的な法人カードと違って、利用してその場で領収書撮影、アップロードができる。また、引き落としが1カ月後には金額確定されるので、原価管理への反映スピードが格段に早くなりました。
プロジェクトごとの原価管理をしており、以前は使った経費がどの部門のものか手書きで書いてもらっていたのですが、今は設定した部門を社員が経費精算する時に選べばいいので若者には大好評。導入に消極的だった年配層に、若者から「今時手書きなんて!」と後押ししてもらい、2年使ってやっとですが全社に利用が浸透しました。
法人のカードはポイントの還元率が0.2%など一般カードに比べて低い傾向にあります。しかしマネーフォワードカードは驚異の1%と高還元です。またポイントはカードにチャージができるので無駄なく利用ができます。
高評価の口コミが多い一方、「キャンセルした決済の明細が、”対象外”になるのにタイムラグがあり、引き落とし額と合わない」「ブランドがVISAしか選べない。チャージ方法がGMOあおぞらネット銀行以外だと手数料がかかる」と言った声も聞かれました。
利用する際は、注意事項を十分に確認し、効率的に活用することをお勧めします。
メリット
➀インボイス制度や電子帳簿保存法など、最新の法令にも対応
添付した領収書の画像をAI-OCRで解析、登録番号が自動入力されるため、インボイス制度対応を効率化。証憑は電子帳簿保存法に則って保管できます。
➁経理処理の効率化、月次決算の早期化を実現
カードを無料で何枚でも発行できるため、従業員や部署ごとなど目的別に配布することで、小口現金や立替経費の削減に繋がります。
カード明細はリアルタイムで反映され、スマホアプリやWebから証憑の添付も可能なため、月次決算の早期化を実現します。
➂決算書の提出不要、Webで完結、チャージ用口座の入金も利用可能
独自の与信ロジックで与信枠を提供するため、決算書の提出が不要。チャージ用口座への入金でも利用可能。
申し込みはWebで完結できるので、とても便利です。
➃初期費用や年会費・海外手数料実質無料、1〜3%ポイント還元でコスト削減
初年度年会費は無料で、年に1回以上の利用で次年度年会費も無料になります。
ポイントは通常1%還元。さらに、当月利用額に応じて最大50,000円分のボーナスポイントを毎月受け取れます。貯まったポイントは1ポイント=1円として決済に利用可能。
➄プリペイド利用も可能
ウォレットに事前チャージすることでプリペイド機能が利用でき、月の利用上限なしで決済が可能です。また、リアルカードとバーチャルカードの両方が発行できます。
デメリット
➀国際ブランドがVisaのみ
国際ブランドはVisaのみで、MastercardやJCBなど他のブランドを選択できません。
➁プリペイド式でチャージ時に手数料が発生する場合がある
プリペイド式のためチャージが必要で、GMOあおぞらネット銀行以外からチャージする場合、手数料が発生する場合があります。
➂2年目以降は年会費がかかる場合がある
初年度は無料ですが、2年目以降は前年度の利用実績がない場合に年会費が発生する可能性があります。
他には、「マネーフォワードと連携しないと得にならない」「利用限度額が低い場合、ビジネス利用で不便を感じる」といったデメリットが考えられます。
マネーフォワードビジネスカードの審査が通らない理由は?
マネーフォワードビジネスカードの審査が通らない理由について、ご紹介します。
カードを作れない主な理由は、申込条件を満たしていない、信用情報に問題がある、返済能力がないと判断されているなどが考えられます。
法人カードで審査に落ちる理由
法人カードで審査落ちする理由として、次の3つが考えられます。
・代表者の個人信用情報
・法人設立年数
・赤字決算
法人カードの審査基準は開示されていませんが、審査落ちした場合、上記のような理由が考えられます。
個人事業主が審査に落ちる理由
個人事業主が審査に落ちる理由は、法人の場合と同じような理由が考えられます。
・本人の信用情報に問題がある
・個人事業主としての営業年数が短い
・業績が不安定で、収入の急激な増減がある
個人事業主の場合も、信用情報や営業年数、収入の安定性などが審査対象となるようです。
では、法人カードの審査に通りやすくするためには、どうすればよいのでしょうか。
対策として考えられるのは、以下のとおりです。
法人カードの審査に通りやすくするための対策
法人カードの審査では「代表者の信用力」「事業の安定性」などが見られます。
審査に通りやすくするためには、整った会社概要の準備をすることが重要です。
その一例として、以下のポイントが挙げられます。
・固定電話を準備する
・ホームページを作成しておく
・代表者の個人カードをグレードアップしておく
・利用限度額の低い法人カードを選ぶ
個人の信用性や業績の安定性をアピールすることに加え、登記や所在地を明確にしておくことも重要です。
また、カード会社によって審査の厳しさが異なるため、申し込みするカード会社を選択したら、同時に複数の申し込みは避けるようにしましょう。「資金繰りに困っている」と見なされる可能性があるからです。
場合によっては個人事業主向けカードや、代表者個人名義でのビジネスカードなども視野に入れると審査が通りやすくなるかもしれません。
マネーフォワードビジネスカードの特典
マネーフォワードビジネスカードの特典について、ご紹介します。
■年会費実質無料で基本還元率が1.0%~3.0%
貯まったポイントは1ポイント=1円として決済に利用可能
■ポイントについて
ポイント特約店 :マネーフォワード クラウド(3倍)
ポイント価値 :1ポイント1円
ポイント有効期限:~6ヶ月
ポイント還元率 :1.0%~3.0%
付与レート :100円で1ポイント(月間利用合計額)
交換レート :100ポイントで100円相当(ポイント払いに交換する場合)
■新規入会後のプレゼント
・カード利用期限までに合計50,000円以上の決済でマネーフォワードポイント1,000円相当プレゼント
・カード利用期限までに合計300,000円以上の決済でマネーフォワードポイント4,000円相当プレゼント
※ 要キャンペーンエントリー
■月間利用ボーナス
当月の利用金額に応じて、最大50,000円分のボーナスポイントが付与されます。
■月間利用ボーナス
10万円 :500ポイント
50万円 :2,500ポイント
100万円 :5,000ポイント
500万円 :25,000ポイント
1,000万円:50,000ポイント
■付帯サービス
Visaビジネスオファー、Visaビジネスグルメオファー、トラベルサービス、ビジネスサービス、オフィスサプライ、IT&テレコムが優待価格で利用できます。
■税理士・社労士無料紹介サービス
IT・クラウドツールに強い税理士・社労士を無料で紹介してくれます。
■AWSクレジットプレゼント
スタートアップ企業であること、創業10年未満などの条件を満たしていれば、AWSクレジット5,000ドル、AWS ビジネスサポートクレジット1,500ドルをもらえます。
■fondesk初月利用無料サービス
電話代行サービス「fondesk(フォンデスク)」の初月基本利用料が無料になります。
■03plus契約特典サービス
スマホで固定電話番号での発着信が可能な「03plus(ゼロサンプラス)」を契約すると、Amazonギフトカードがもらえます。
■Backlog利用特典サービス
プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」を申し込むと、トライアル期間が30日間から60日間に延長されます。
■WPS Cloud Pro利用特典サービス
クラウドストレージ・クラウド型オフィスソフト「WPS Cloud Pro」(法人版)の利用料金が60日間無料になります。
■PAY.JP利用特典サービス
オンライン決済サービス「PAY.JP」のプロプランを1年間無料で利用できます。
■DMMバーチャルオフィス利用特典サービス
「DMMバーチャルオフィス」を年間契約で申し込むと、1か月分の利用料金が無料になります。
■ナレッジソサエティ利用特典サービス
バーチャルオフィス「ナレッジソサエティ」の入会金が50%オフになります。
まとめ
「マネーフォワードビジネスカード」は、最大3%の還元が受けられる嬉しいカードです。さらに、月間利用ボーナスや新規入会後のポイントプレゼントといった特典もあります。
カード発行が無料で複数枚作成可能であり、スマホアプリで管理できるため、経理処理に迅速をもたらす便利なカードであることが分かりました。
ということで、マネーフォワードビジネスカードの評判やメリット・デメリット、審査が通らない理由、さらに特典の内容についてご紹介しました。