横浜インビテーションカード

横浜インビテーションカードが改悪?特典やメリット・審査難易度も

横浜インビテーションカード」は、株式会社JACCSが発行している横浜の美しい夜景をデザインしたクレジットカードの1つです。

年会費無料であることに加え、国内外の保険や多くの特典が付帯しているため、上手に活することで非常にお得なカードと言えます。

ただ、ポイント還元率が低い点、2023年にジャックスが提供する会員優待サービス「J’sコンシェル」の提供元が変更されたことを受けて、「改悪」と指摘する声もあるようです。

そこで、この記事では横浜インビテーションカードは改悪なのか、特典やメリット・デメリット、審査難易度について調査しご紹介します。

横浜インビテーションカード
(出典:JACCS)

横浜インビテーションカードが改悪?

横浜インビテーションカードが改悪なのかについて、ご紹介します。

横浜インビテーションカードの特徴

一番の特徴は、様々な保険が付く点と、全国20万以上のお店やサービスで優待を受けられる点にあります。もちろん、年会費は永年無料です。

横浜インビテーションカード

■横浜インビテーションカードの基本情報

国際ブランド :Mastercard
基本還元率  :0.5%
還元ポイント :ラブリィポイント
優待対象のお店:全国20万以上
付帯保険   :海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険・ショッピング保険・カード盗難保険

海外旅行保険  :最高2000万円補償
国内旅行保険  :最高1000万円補償
ショッピング保険:最高100万円補償(商品の購入日から90日間/自己負担額3,000円)
カード盗難保険 :損害の届出前60日、のち60日、計121日間補償(警察署へ被害届の提出が必要)

発行元    :株式会社ジャックス
申込条件   :18歳以上(高校生を除く)
追加可能カード:家族カード、ETCカード

横浜インビテーションカードが改悪?

ジャックスが提供する会員優待サービス「J’sコンシェル」は、2023年にサービスの提供元が変更されたことにより、「改悪」だと囁く人もいるようです。

従来の「ベネフィット・ステーション(株式会社ベネフィット・ワン提供)」から、現行の「クラブオフ(株式会社リロクラブ提供)」へと変わっています。

2つのサービスはどちらも本来、従業員などへの福利厚生を目的としたものです。

ベネフィット・ステーションとクラブオフの優待対象には、重複するものもあればそうでないものもあるため、「ベネフィット・ステーション」限定の優待を重用していた人にとっては、「J’sコンシェル」の仕様変更は「改悪」と感じる人がいるのかもしれません。

また、2023年9月30日(土)出発分まで、ジャックスのクレジットカードは、海外旅行傷害保険が自動付帯(カードの利用の有無にかかわらず適用)でした。

しかし、2023年10月1日(日)出発分より、「海外旅行傷害保険」は一部ゴールドカード・プラチナカードを除いて利用付帯(旅行代金などを横浜インビテーションカードで支払う必要がある)のみとなりました。

この変更によって、お得感が薄れたと感じる人がいるようです。

しかし、いくつか改善点もあり、航空便遅延費用付帯の追加。乗継遅延費用(最高2万円)手荷物遅延・紛失時の費用等(最高2~4万円)が補償されるようになりました。

他にも「クラブオフ」限定の優待が多数存在するため、J’sコンシェルの変更は必ずしも「改悪」とは言えないのではないでしょうか。

横浜インビテーションカードの特典やメリット・デメリットは?

横浜インビテーションカードの特典やメリット・デメリットについて、ご紹介します。

横浜インビテーションカードの特典

横浜インビテーションカードの特典について、ご紹介します。

➀年会費永年無料

➁海外旅行保険(最大2000万円)
海外保険内容
(出典:JACCS)

➂国内旅行保険(最大1000万円)

➃ショッピング保険(最高100万円)(商品の購入日から90日間/自己負担額3,000円)

➄カード盗難保険(損害の届出前60日、のち60日、計121日間)※警察署へ被害届の提出が必要

以上のすべての保険が無料で付帯されます。

➅20万以上のお店やサービスで割引などの優待を受けられる
J’sコンシェル(クラブオフ)は、グルメ・映画・レジャーなど、様々なメニューがお得に受けられる「JACCSアプリ」特典の優待サービスです。

優待サービス
(出典:JACCS)

➆新規入会で1,000円相当プレゼント(キャッシュバック)

他にも提携先の引っ越し会社での割引や、年間利用額に応じてポイントアップなどの特典があります。

詳しいことは、JACCSの公式サイトでご確認ください。

メリット

➀海外旅行保険・国内旅行保険など、前述のように様々な保険が付帯しています。

➁J’sコンシェル(クラブオフ)により20万以上のお店やサービスで優待を受けられます。

<例>
PIZZA-LA:最大500円オフ
イオンシネマ:1,800円の鑑賞料金が1,300円に
ビックエコーカラオケ館:室料30%オフ など

ファイナンシャルプランナー無料保険相談サービスを利用できます。
横浜インビテーションカードを含むジャックスカードの会員は、会員特典として「ファイナンシャルプランナー無料保険相談サービス」を何度でも利用できます。

※ファイナンシャルプランナーとは、保険を中心とした家計全体の設計・見直しを専門とするプロフェッショナルです。

➃「JACCSモール」経由のインターネットショッピングで最大12.0%の「ラブリィポイント」がもらえます。

➄年間決済額によってはポイント還元率が最大2倍(1.0%)になります。

<ジャックスカードプラチナの還元率>

年間利用額 翌年の還元率
50万円未満 0.5%
50万円以上 0.75%
100万円以上 0.85%
150万円以上 0.90%
200万円以上 0.95%
300万円以上 1.00%

➅インターネットからの入会なら入会特典として1,000円相当プレゼント!
インターネットを通して「横浜インビテーションカード」に入会すると、入会特典として1,000円分の「Jデポ」を受け取ることができます。

続いて、デメリットについてご紹介します。

デメリット

基本還元率は0.5%とあまり高くありません。
還元率があまり高くないため、優待を受けられるお店などでは「横浜インビテーションカード」を使い、それ以外の場所では他の高還元カードを使うといった使い分けをすると良いでしょう。

ポイントの使い勝手があまりよいとは言えません。
dポイントやPontaポイントであれば1ポイント=1円単位で交換できるものの、その他の交換先やギフトカードなどを選ぶと、交換レートが悪化してしまうことも多いです。

海外旅行が好きな人や、全国20万以上あるお店の優待を利用したい人にとっては、横浜インビテーションカードは使い勝手の良いカードと言えそうです。

横浜インビテーションカードの審査難易度は?

横浜インビテーションカードの審査難易度に関しては、特に高い基準を設けているわけではありません。

まず、カードの申込条件は「年齢18歳以上(除く高校生)で電話連絡可能な方」となっています。

横浜の夜景がデザインされた美しいカードですが、横浜市民でなくても横浜インビテーションカードに申し込みが可能です。

横浜インビテーションカードは、カードの発送方法に「本人限定受取郵便」を採用しています。

カードを受け取るためには、運転免許証やマイナンバーカードなどの「写真付きの本人確認書類」が必要です。

顔写真付きの本人確認書類を郵便配達員に提示し、重要な書類などを受け取ることになります。

横浜インビテーションカード入会の流れ

公式サイトからの申し込みとなります。

➀氏名、住所、年収などの必要事項を入力して送信

➁申込確認の自動返信メールが届く

➂審査
※数日~1週間以上を要する場合あり
※携帯電話に申込確認が入る場合あり

➃メールで「カード発行処理完了のお知らせ」が届く
※実質的な審査通過連絡

➄本人限定受取郵便でカードの受け取り
※事前に郵便局から案内の手紙が届く

この流れで約2週間ほどになります。

数分程度で審査結果を出すカード会社もありますが、ジャックスの審査には日数がかかることを考慮しておきましょう。

まとめ

横浜インビテーションカードは、株式会社JACCSが取り扱っているクレジットカードです。

一番の特徴は、海外旅行保険をはじめとする様々な保険が付く点と、全国20万以上のお店やサービスで優待を受けられる点にあります。

海外旅行保険の利用に関して改変があったものの、1枚持っていると様々な優待が受けられる便利なカードと言えるでしょう。

ということで、横浜インビテーションカードが改悪なのか、特典やメリット・デメリット、審査難易度について調査しご紹介しました。

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